冬期休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2023年度冬季休暇を
下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、
お願い申し上げます。


(「゜Д゜)「 <冬季休暇期間


令和5年12月29日(金) ~ 令和6年1月8日(月)

 

12月28日(木)は午後から大掃除となっており、
1月9日(火)からは通常通り営業いたしております。

夏季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2023年度夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。


(「゜Д゜)「 <夏季休暇期間


令和5年 8月 10日(木) ~ 令和4年8月16日(水)

8月17日(木)からは通常通り営業いたしております。


GW休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2022年度GW休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。


(「゜Д゜)「 <GW休暇期間


令和5年4月29日(土) ~ 令和5年5月7日(日)

5月8日(月)からは通常通り営業いたしております。




冬季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2022年度冬季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。


(「゜Д゜)「 <冬季休暇期間


令和4年12月29日(木) ~ 令和5年1月4日(水)

 

12月28日(水)は午後から大掃除となっており、
1月5日(木)からは通常通り営業いたしております。

 
 

石田のつぶやき

裏方から表舞台へ

人工衛星関連のお仕事をさせていただくようになってから、13年が経過しました。

始めた当初は社内の人間ですら、“夢のある”とは云いながら眉唾もので捉えられて

いましたが今では立派な事業として成立しています。

衛星関連の窓口には、まいど1号で技術統括顧問をされていた方や会社が窓口となり

我々はそれを形にする裏方業務に徹し、多くの運用実績(安定動作)を積み重ねて

います。

宇宙空間での放射線の影響による劣化や誤動作、メンテナンス出来ない中での冗長性

や自動復帰、さらに搭載ロケットや本衛星に対する安全審査基準の遵守等々、細部に

渡る配慮が動作実績に繋がっています。

その何にも代えがたい財産を引き継ぎ、徐々にではありますが裏方から表舞台へと

向かって活動を続けています。

その活動の一つとして先日、経産省の非公開勉強会” 放射線試験・ソフトエラー対策に

関する非公式勉強会”にて登壇依頼があり、30分程度お時間を頂き登壇を行いました。

放射線試験の設備関連の方、衛星開発に係わる多くの企業の方、大学関連の方等、

多くのスペシャリストの前での登壇が出来たことは、良い経験となりました。

衛星用電源装置の製作している側の視点で、どのような対策を行っているのかや、過去

の運用実績の一部を紹介したのですが、機密保持の関係で出せない情報が多く資料作成

には苦労しました。

日本の小型衛星電源の動作実績についてのアピールについては出来たように感じています

7月24日には和歌山の串本での宇宙イベントにも参加しました。

今後、串本を射場とした小型人工衛星の打ち上げの為の小型ロケットのイベントです。

我々が製作する電源を搭載した人工衛星が近隣の串本から打ち上げられる可能性が非常に

高く、念願の打ち上げを観に行く機会にも恵まれそうです。

イベントで登壇された中須賀先生や、人工流れ星の岡島代表、主催者でもある和歌山県

商工観光労働部の方にもご挨拶させて頂きました。

今後益々活発になる日本の宇宙事業において前へ出ていき、AstreXグループ、日本

フューテック共にその存在をアピールしていきます。

夏季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2022年度夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。


(「゜Д゜)「 <夏季休暇期間


令和4年 8月 10日(水) ~ 令和4年8月16日(火)

8月17日(水)からは通常通り営業いたしております。


GW休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2022年度GW休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。


(「゜Д゜)「 <GW休暇期間


令和4年4月29日(金) ~ 令和4年5月5日(木)

5月6日(金)からは通常通り営業いたしております。


石田のつぶやき

宇宙関連事業部の立ち上げにあたり

思い返せば2009年に初めて人工衛星に関わるお話しを頂き、主に電源制御基板の設計

から実装基板までを受注したことが始まりとなり、今では年間数基の衛星(主に電源関連)

に携わっています。

衛星製作の全行程の中で私達はほぼ中間に位置しており、特に前工程、最終工程に携わ

っておられる方々は超一流の技術者です。

簡潔に申しますと、その方々の意図するものを正確に形にするのが我々の責務であり

それを全うすることが、新たな受注に繋がり広がっていく。

そのような形でこの十数年が過ぎていきました。

但し、この流れは未来永劫変わらないというものではなく、私も含め次の世代に技術を

継承していかなければ途切れてしまうものです。

経産省の宇宙産業室では、今後、小型規模の衛星が数多く打ち上がる見込みであるが

小型衛星分野において安定した電源制御装置の供給が出来る企業が非常に少ない。

さらに過去に打ち上がった人工衛星でミッションを全う出来なかった衛星が多く、

特に電源の供給体制に関しては急務の課題との見解を述べられています。

弊社も含めたグループが供給した電源については、運用実績が示す通り安定動作に

定評がありますので、今後の宇宙産業にさらに貢献をしていく為に何が出来るのか

を日頃から考えておりました。

弊社では昨年初めより技術継承、事業継続化のため以下に示す新たな一歩を踏み出し

ました。

・過去の資産も含め、電源制御基板の回路知識の習得をOJTにて実施中

・各種動作確認試験及び調整作業の理解をOJTにて実施中

・電池セルのスクリーニングノウハウの習得と実作業訓練(基礎訓練は昨年完了)

・より高信頼性・長寿命な運用を可能とする電源制御ユニットの開発を行う。

(某大学と共同研究開発契約を締結し来期より開始予定で、熱の移動を抑える

特許素材とバッテリーを組み合わせることにより、ヒーターを使わず性能を維持

し、電力の消費を抑える電源ユニット)

・上記に関する必要設備の導入(事業再構築補助金を利用し、本年2月に設置完了)

電子部品の入手性悪化もあり、設備導入に思いの外時間を要しましたが、漸く形

になってきたところです。

事業部は本社から10分ほど離れた場所となりますが、クリエーション・コア東大阪

にて事業を開始していきます。

先ずは試運転と得られるデータ類の確認作業からですが、数年後にはオンリーワン

になっている事を目指し、決して夢ではなくこれまで同様に実現させていきます。

本日、エイプリルフールですが、フェイクでは御座いません。

冬季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2021年度冬季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。


(「゜Д゜)「 <冬季休暇期間


令和3年12月29日(水) ~ 令和4年1月4日(火)

 

12月28日(火)は午後から大掃除となっており、
1月5日(水)からは通常通り営業いたしております。

夏季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2021年度夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。


(「゜Д゜)「 <夏季休暇期間


令和3年7月22日(土) ~ 令和3年7月25日(日)
令和3年 8月 7日(土) ~ 令和3年8月15日(日)


8月16日(月)からは通常通り営業いたしております。

日刊工業新聞に掲載されました(*´꒳`*ノノ゙パチパチ

日刊工業新聞 7月8日号に弊社が紹介されました。


日本フューテック(大阪府東大阪市、中村重幸社長)は、超小型人工衛星用の高信頼性電源制御システムの開発に乗り出す。


同電源制御システムを5年以内に実用化し、同衛星の回路設計や電気試験・調整部分の新規受注獲得を目指す。
従来は同衛星用基板の設計や製作、部品実装部を手がけてきたが、同電源制御システム全体の開発を請け負う。
これにより同衛星向けの売り上げ比率を現行10%から25%に高めていく。
同電源制御システムの開発において、超小型人工衛星用の心臓部の電源制御ユニットとバッテリーとの組み合わせによる信頼性の向上を大学等の協力のもとで推進していく。
宇宙空間と同様の過酷な温度環境を模擬できる試験設備を導入し、今秋から実証を始める予定。
同機器の調達資金は日本政策金融公庫東大阪支店と商工中金大阪支店、池田泉州銀行東大阪支店の新型コロナ対策資本性劣後ローンの協調融資数千万円を活用する。
同社は1998年創業のプリント基板の設計・製造業者。社会インフラや情報通信、映像処理、半導体製造装置向けなど幅広く手がける。
超小型人工衛星の基板設計や製造が強み。人工衛星用電源開発の実績が豊富な企業と共に同衛星の開発プロジェクトに参画し、電源制御ユニット部分に関わる。
計15基以上の実績がある。
今後もJAXAが企業や大学の開発した宇宙機器・部品による宇宙実証テーマを公募し宇宙での実証機会を提供する「革新的衛星技術実証機」のプロジェクトに携わるなど旺盛な小型人工衛星の需要を見込む。

経産省 事業再構築補助金が採択されました (*´꒳`*ノノ゙パチパチ

弊社は経済産業省 事業再構築補助金を採択し、宇宙関連事業部を新設いたします。


人工衛星事業においては10数年の実績により、ロバスト性、安全性、信頼性に優れた製品を
グループの一員として提供してまいりました。
従来の人工衛星事業(基板設計~基板製造~部品調達~部品実装)に加え、
新たな事業内容として人工衛星の電源回路設計、製作後の電気試験および調整、
さらに心臓部である電源制御ユニットとバッテリーとの組み合わせによる信頼性の向上を
大学等の協力のもとで推進していきます。
宇宙空間と同様の過酷な温度環境を模擬できる試験設備を導入し、今秋から実証を始める予定です。


【事業開始予定】2021年9月中旬
【事業場所(予定)】クリエイション・コア東大阪


電源モジュール写真
←筐体に組み込まれた基板

↓作業中のデスク(ノウハウの塊なのでチラ見せです)
衛星電気試験設備

GW休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2021年度GW休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

(「゜Д゜)「 <GW休暇期間

令和3年4月29日(木) ~ 令和3年5月5日(水)

5月6日(木)からは通常通り営業いたしております。CLOVER

冬季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2020年度冬季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

 

(「゜Д゜)「 <冬季休暇期間

 

令和2年12月29日(火) ~ 令和3年1月5日(火)

 

12月28日(月)は午後から大掃除となっており、
1月6日(水)からは通常通り営業いたしております。

夏季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2020年度夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

(「゜Д゜)「 <夏季休暇期間

令和2年8月8日(土) ~ 令和2年8月16日(日)

8月17日(月)からは通常通り営業いたしております。

GW休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2020年度GW休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

(「゜Д゜)「 <GW休暇期間

令和2年4月29日(水) ~ 令和2年5月6日(水)

5月7日(木)からは通常通り営業いたしております。CLOVER

冬期休暇のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2019年度冬季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

(「゚Д゚)「 <冬季休暇期間

令和元年12月28日(土) ~ 令和2年1月5日(日)

12月27日(金)は午後から会議と大掃除となっており、

1月6日(月)からは通常通り営業いたしております。

夏季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2019月年度夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

 

(「゚Д゚)「 夏季休暇期間

 

2019年8月10日(土) ~ 2019年8月14日(水)

 

8月15日(木)からは通常通り営業いたしております。

GW休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2019年度GW休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

(「゚Д゚)「 <GW休暇期間)

平成31年4月27日(土) ~ 平成31年5月6日(月)

5月7日(火)からは通常通り営業いたしております。

CLOVER

冬季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2018年度冬季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

(「゚Д゚)「 <冬季休暇期間

平成30年12月29日(土) ~ 平成31年1月6日(日)

1月7日(月)からは通常通り営業いたしております。

夏季休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2018年度夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

 

(「゚Д゚)「 <夏季休暇期間)

 

平成30年8月11日(土) ~ 平成30年8月16日(木)

 

8月17日(金)からは通常通り営業いたしております。

石田のつぶやき

世代交代

 

私達の会社も今年度で21期を迎えることができました。

会社設立当初を振り返ると…皆、若かった。

人の入れ替わりもありましたが、その当時から在籍している同僚は皆、おじさんに

なってしまいました。(気持ちだけは若いですが)

 

世の中の技術の進歩も目覚ましく、その頃とは全く別物のように感じてしまう程です。

設計の基本思想は変わらないのですが、配慮しなければならない項目がより細分化

してます。

信号の振幅が小さくなり、周期が短くなり、ノイズマージン、タイミングマージンが

厳しくなり…この進歩のペースの早いこと早いこと。

 

我々は技術の進歩と共に成長を続けてこれましたが、これからの新人は今がスタート

ラインなので、大変だと思います。

云い方を変えれば、知識欲旺盛な人にとっては大変やりがいのある仕事になってきている

のかなとも感じます。

 

人が変わっても、品質・対応力が変わらないもしくは向上していくことを目指し、人選、

雇用、そして世代交代を進めていかなければならない。

人生100歳と云われる時代、まだまだ現役でという気持ちもありますが、徐々に後ろに

引いて次の世代を前面に推し出していかなければ、健全な会社運営・発展は出来ないと

考えます。

 

しかしながら、景気が上向いていることもあってか、売り手市場となり人材の確保も

難しくなってきているのが現状です。

 

今年度の設計者募集は予定していませんが、営業・生産管理は現在募集中です。

これを読まれた方でどなたかお心当たりのある方はお声がけ頂けますと幸いです。

GW休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社2018年度GW休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

 

(「゚Д゚)「 <GW休暇期間)

 

平成30年4月28日(土) ~ 平成30年5月6日(日)

 

5月7日(月)からは通常通り営業いたしております。

CLOVER

石田のつぶやき

第4四半期に向けて

 

今年度(5月末)も残すところ3か月を切り、ラストスパートとなっておりますが

ようやく世の中の景気が上向いているという実感が得られる日々が続いております。

ひとえに、関係皆様方のお力添えがあってのことで大変に深く感謝しております。

 

社員はもちろん、協力会社の皆様、クライアントの皆様全てが幸福になるよう

これからも取り組んで参ります。

今後共、ご指導賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

【ナレッジイノベーションアワード最終選考】

 

昨年、2月末にグランフロント大阪で開催した宇宙イベントの中で私達の主催した

『ドリームサテライトプロジェクト』がなんとナレッジキャピタル部門の最終選考に

ノミネートされました。

https://kc-i.jp/activity/award/innovation/2017/about/

 

3月21日(水・祝)15:20~16:20くらいに公開パフォーマンスが予定されており

優勝者には、グランフロントでの無償イベント開催の権利が与えられるということで

関係者全員、大変張り切っております。

一般の方々は上記HPにて観覧申し込みを受付となっておりますので、ご興味のある方

は是非私達が優勝するところを観に来て下さいませ(笑)

石田よりイベントのお知らせ

イベントのご紹介

 

以前ご紹介させて頂いたミニロケット【SS520】の再打ち上げが12月25日に決定したようです。

再納品した衛星の基板がようやく宇宙へと旅立ちます。

今後の宇宙産業の発展にも繋がりますので、無事に軌道投入されることを祈ります。

 

今回は宇宙ネタばかりになりますが、イベントのご紹介をさせて頂きます。

 

11月24日の金曜日に関西大学高槻ミューズキャンパス ミューズホールにて

【宇宙HACK 出張講座】が開催されます。

NASAジェット推進研究所の小野雅裕さんの講演をはじめ、

かの有名なGAINAXから武田康廣さん、

タカラトミー研究開発部から渡辺公貴さん、

私達も属しているAstreXの菊池秀明会長も含めた宇宙対談が実現しました。

 

定員140を超える申し込みがあったようで、

関西大学の山縣先生から中継席みたいな場所を追加で設けると伺いました。

急な書き込みですが、申し込みたい方は下記にアクセスしてみて下さい。 イベントは終了致しました

 

私は今回、お手伝いではなく聴講のみでの参加で楽しんできたいと思います。

なお、HACKとなっておりますが、俗にいうハッカソンとは違います。

 

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夏季休暇のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社の夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

 

(「゚Д゚)「 <夏季休暇期間)

 

平成29年8月11日(金・祝) ~ 平成29年8月16日(水)

 

8月17日(木)からは通常通り営業いたしております。

GW休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社の夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

 

(「゚Д゚)「 <GW休暇期間)

 

平成29年4月29日(土) ~ 平成29年5月7日(日)

 

5月8日(月)からは通常通り営業いたしております。

石田のつぶやき

『意外な落とし穴』

 

とある無料のノイズ対策のセミナーに参加しました。

こういった無料セミナーは取り扱っている商品の宣伝が主な目的とされていますが、

必ず有益なお土産(情報)も用意されているもの。

さて、今回は何が出てくるかと楽しみにしながら受講していたのですが、大変面白い

お話しが聞けましたので紹介したいと思います。

 

同じ回路図、部品、基板外形のものを数グループが基板設計を行い、放射ノイズの

測定を行ったという内容なのですが、測定結果で大きな差異がありました。

試作設計⇒測定⇒ノイズ対策⇒最終測定結果という流れで進められた最終結果にて

試作時から改善したグループもあれば逆に悪化したグループもあったのです。

一体何事が起きた結果なのか、大変興味が湧いたのは言うまでもありません。

 

200MHz放射ノイズが増えたグループと減ったグループの大きな違いは皆さまが

昔からよくご存じのIC“244”のGNDの処理の仕方によるものでした。

私自身、このIC・・信号はそれほど高速という訳ではなく、何気にインターフェースの

直近に配置し普通に配線を行い、外層にベタを設けてGND補強を適度に実施して

いたぐらいです。

実験での基板では多層(4層)基板として設計がされておりますが、ICの貫通電流

のルートは3層の電源層からパスコン⇒ICの電源ピン⇒IC内部⇒ICのGNDピン

⇒2層のGND層⇒パスコンへとループしていき2層のGND層(ベタ)から基板全体

にノイズが拡散していくというものでした。

ではこの貫通電流のルートを2層を通さないようにするにはどうすれば良いかというと、

ICの実装面(1層)においてIC直下をGNDのベタを設けてやれば良いということです。

但しここで注意が必要なのは、1層のGNDベタが基板全域に設けているGNDベタと

分離(ICの下部だけで島のようにすれば良い)してやること。

IC直下のGNDに内層への補強VIAを打たないこと。

この2点になります。

(IC直下のGNDベタに空いているVIAはパスコンのVIAとICのVIAのみ)

ノイズで厄介なのは発生した周波数の倍数のノイズが乗ってくるので、他のデバイスの

動作に悪影響を及ぼす可能性が増すことです。

文章のみでイメージ出来ましたでしょうか。

 

設計に携わっておられる方は心の片隅に置いて頂ければ幸いです。

石田のつぶやき

 

『通信が途絶えた』

 

鹿児島県にある内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられたSS520-4がロケットの

状態を示すテレメトリーを受信しなくなり、2段目への点火を断念してしまいました。

 

小型のロケットなので、点火を制御するコンピュータを積み込むスペースがない為

地上から点火の可否判断をして指令コマンドを送る必要があるらしいです。

2段目までは過去に何度も実績のあるものを使用されていた為、原因の追究が

待たれています。

 

今年の1月15日の出来事でご存知の方もあると思いますが、このロケットの3段目

に私達が基板設計に携わったTRICOM-1が搭載されておりました。

 

とても小さな衛星なのですが、衛星の各面にカメラが搭載されていて、どのアングル

からでも地球が撮影できる優れものです。

 

衛星を軌道投入出来なかったことはほんとに残念でしかたがないのですが、

衛星自体はタイマーでロケットから分離され、海に落ちるまでの間、声(電波)を

出してくれていました。

 

衛星の設計に携わるようになってから約10年が過ぎ、最初の数年は動く動かないと

いうことが気になって仕方ありませんでしたが、近年は実績を重ね、何年動き続けるか、

新たに何が出来るかといったことに目線が変わってきました。

 

10㎠以下の基板に様々な機能を詰め込みますので、部品配置は非常に密度が高くなり

、同時に熱結合をしないように発熱部品同士を離さなければならないという2重の試練

を乗り越えて形にしなければなりません。

 

TRICOM-1もそうやって作り上げた基板でしたので、ほんとに楽しみにしていたのですが

こればかりは仕方がありません。

衛星は同じものが作れるので、次の機会を心待ちにしたいと思います。

石田のつぶやき

業務多忙を言い訳に更新を怠けておりました。

怠けていた分、色々な出来事がありましたので何を書こうか迷いますが

今回は先月開催されたとあるイベントのご紹介をしようと思います。

 

2月29日 日曜日にグランフロント大阪にて【宇宙ハック】というイベントが開催

されました。

宇宙に携わる大学(関西大学、大阪工業大学、九州工業大学等)、宇宙広報団体の

TELSTER、ドリームサテライトプロジェクト、関連企業(AstreX等)が参加した

のですが、学術イベントのような堅苦しさは全く無く、お子さんも含めて一般の方々

がそれなりに楽しめるイベントであったと感じます。

イベントのコンセプトは何気なくグランフロントに立ち寄った方がイベントを知り

来場されて、こんなに沢山の人達が宇宙に携わって頑張ってるんだということを

楽しく感じて頂く事です。

少し具体的には・・・

宇宙観測(天体望遠鏡の使い方実演)の紹介、ドーム型携帯プラネタリウム上映、

エアロケット遊び、宇宙をテーマにしたダンスショー、書道家、イラストレーター

によるパフォーマンスショー、少し学術的な楽しい講演、衛星・ロケット等々に

関わる大学の展示等々盛りだくさんで、過去に類をみない内容であったと思います。

また、開催前のグランフロントへの問い合わせも過去1,2を争うほどの量だったと

報告を聞いています。

 

私自身はスタッフ(大阪工業大学の田原先生の下、イベント展示会場の現場責任者

として)で参加しましたが、全体的に数十人のスタッフそれぞれが見事な連携で対応

したお陰で、大きな問題が起こることなく大盛況で終えることが出来ました。

 

実は、スタッフが一堂に会したのは前日の土曜日の夕方で、そこで初めて自分の役割

を知るという何とも恐ろしい状況で、それゆえに当日終わった後の感動が倍増でした。

 

イベント終了後には一部のスタッフと打ち上げを行い、次回開催に際しての反省点など

(強行軍ゆえの愚痴も含めて(笑))大いに盛り上がりました。

スタッフバッチ持って帰ってね~と云われ持ち帰りましたが、次回の開催は強制参加に

なるのでしょう

次回の開催時には会社HPにて告知をしようと思いますので、是非とも皆様お越し下さい。

石田のつぶやき

嬉しい出来事

 

ある関東のクライアントで約7年程前までお仕事を頂いて方が、基板事業と異なる部署

に異動されすっかり疎遠になってしまっていたのですが、最近新しい会社に移られ

また、基板に関わる仕事に就かれました。

この7年間、一度も連絡が取れなかったのですが先方からメールを頂き、見積もりして

みないかのご一報。

本当に嬉しいご連絡でした。

すぐに見積もりを提出し、即、受注。

簡単な変換基板でしたが、設計の素早い対応にも喜んで頂きました。

 

これからも、相手の記憶に残る仕事をしなければと背筋を伸ばす心持ちになります。

石田のつぶやき

面白い基材

 

先日、シリコンバレーにオフィスを構える方がお見えになって面白い基材を教えて

頂きましたので、簡単に紹介したいと思います。

 

電源品質の向上の為に、電源層とGND層を隣接させて・・・というのは既に知られた

ことで、通常の基材では約100μ程度のコアで実現が出来ています。

隣接層厚を薄くするほどターゲットインピーダンスの低減が見込めるのですが、

私たちが通常使用している基材では限界があります。

 

面白いというのは、このコア厚が8μm、12μm、24μmという驚きの薄さに

あります。

先方のお話しでは、この材料を使うことによって0.1μFのパスコンを削除できる

程に電源のインピーダンスが下げられるとのこと。

数年前まで特許が取られていた基材で一般には出回っていなかったのですが、ようやく

日本でも使われるようになってきたらしいです。

使い方はあくまで電源・GND隣接層のみでの使用となり、メグトロン6等との組み合わせ

で使用実績があるようです。

薄さで気になる基材の絶縁耐圧はコアが3層構造になっており中央にセラミック系の

材料が使われていることにより通常のFR-4よりも高い数値とのことでした。

 

近年、電源品質に対する要求も厳しくなる中で、是非とも使ってみたい基材であると

感じました。

お盆休みのお知らせ

誠に勝手ながら、弊社の夏期休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

夏期休暇期間

平成28年8月11日(木・祝) ~ 平成28年8月16日(火)

 

8月6日(土)は営業いたしております。

石田のつぶやき

今日のつぶやき

 

プリント基板設計のあるべき姿で思うところ

 

昔は私たちの仕事をアートワークと呼んでいましたが、まさしくその通りだと思います。

10人いれば10人違うものが出来上がる。

何も知らない方には、ジグソーパズルを作っているみたいなものですと説明しています。

ただ、出来上がりが全部違うんです…と。

時代は手設計からCADに変わりましたが、本質は変わっていません。

部品配置の出来が全体品質の8割程度占めるでしょうか。

 

これは個人的な見解ですが、大まかな回路種別での優先順位は下記のように考えています。

電源部>アナログ部≧高速信号部>その他

 

電源部~高速信号部までを手配線してその他の自動配線という手法をとっていたのですが

近年は仕様配線が増えてその他が少なくなってきているせいなのか、自動配線を利用する

機会が減って(ほぼ皆無)きているように感じます。

大型の案件が減ってきているのも要因の一つです。

 

集中定数の領域では、基板上での反射も影響がありませんので基本、繋がっていれば動作

します。

分布定数との境目は、動作周波数から波長を求め、実際に配線される線長が波長の何分の

1を占めているかで判断するのですが、読まれている皆さんは意識しながら設計をされて

いるでしょうか。

 

基本的には見た目が綺麗な方が、電気的にも美しいと思いますが、コストも厳しくなって

きている中、より効率的に一発で動く基板を作る努力も今後求められるように感じます。

石田のつぶやき

今日のつぶやき

 

最近、ユーザーからの要望が多いSパラメータの抽出について

 

指定線路の周波数特性の確認(S21、S11等)が主な目的で、信号の規格によっては

基板上で許容される損失〔db〕(f、3f、5fでの損失)が指定されている為、

基板製作前にシミュレーションにより確認をしている。

 

・通常の伝送線路解析とは違い、IBIS等のデバイスモデルは不要で基板データのみ

での抽出が可能

・VIAによる損失も反映(3Dモデル化対応により高調波領域においても正確)

・スティッチVIA、バックドリルの効果も確認が可能

・始端、終端に設けられるコネクタ等のSパラメータともカスケード接続が可能

(但し、測定する周波数領域は一番小さなSパラメータによる)

・基材選定による損失の違いを予め確認できる

 

年々、どの信号規格においても、伝送速度が速くなっている為、GHz帯での損失を

気にしなければならない。

信号の動作周波数が2倍になると、3次高調波、5次高調波ではそれぞれ6倍、10倍

になるからです。

低誘電率の基材は基板内で波長が伸びる(波長短縮率が変わる)為、優位

低誘電損失の基材は、特に高調波部分での損失が小さくなり優位

 

基板設計の段階では、物理位置的な条件が既に決まっていることが多く極力短く配線

することぐらいしか出来ない。

ただ、今後については許容される損失が主体になるため、ユーザー、ソケットメーカー

設計サイドが互いに情報共有しながらものづくりに取り組んでいかなければ、品質の

良いものづくりは出来ないと考えています。

石田のつぶやき

今日のつぶやき

 

年末から仕事が集中し、なかなか更新出来ていませんでした。

たまには技術屋らしいことについて書いてみようと思います。

 

人工衛星の電源基板を通じていつも苦労していることについて少し掘り下げた

内容になります。

 

【特に注意すること】

・発熱部品同士を熱結合させない

・電流の流れる経路(スイッチング電流)を基板表裏であっても重ねない

(コイル、ダイオードは特に注意)

 

普段、数十mA程度までの回路しか扱っていないと、電界を意識したノイズ対策は

お手の物だが、大きな電流が流れる経路では磁界が発生する為その対策が変わって

くる。

衛星筐体の大きさが決まっている衛星基板においては、実装面積も限られた中で、

そういった対策を施すことは非常に難易度が高い。

しかし、実現が出来ないと発振を起こしてしまい、使い物にならなくなってしまう。

 

部品データシートでの推奨回路、パターンはその対象部品が単体であり、いくつも使用

する場合については記載されていないことが多い為、大きな電流の流れる経路が見えて

いないと(イメージできないと)良い設計は出来ません。

 

回路設計者程の回路知識は必要ありませんが、ある程度のことは基板設計者も理解する

必要があると常々考えています。

GW休暇期間のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社の夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

GW休暇期間

平成28年4月29日(金) ~ 平成28年5月5日(木)

 

5月7日(土)は営業いたしております。